カラフェとデキャンタの違い・使い分け方

「カラフェ」と「デキャンタ」の違いで悩んだ方、使い分け方が分からないという方へ向けた記事です。違いとそれぞれの意味を理解し、正しく使い分けましょう。
カラフェとデキャンタ、どう違うの?
どちらも「ワインを注ぐための大きなガラスの瓶」というイメージですが、実は用途が全く異なります。それぞれがどう異なるのかを見てみましょう。
カラフェの意味
カラフェは口が広いガラス瓶。ワインをカラフェに移し替える事により空気と混ざり合い、酸化を進める事で香りが華やかに広がります。カラフェに移す行為自体をカラフェージュと呼びます。
- カラフェの使用例
- このワインはまだ閉じているので、カラフェに移して香りを開かせよう。
デキャンタの意味
デキャンタは口がすぼんだガラス瓶。古いワインは瓶底に澱(おり)と呼ばれるザラザラとした成分が沈むのですが、これを口に含むとせっかくの美味しいワインが台無しに。そこで、デキャンタにワインの「上澄み」を移し替えることで、澱を飲まずに美味しい部分だけを楽しむ事ができます。その行為自体をデキャンタージュと呼びます。
- デキャンタの使用例
- このヴィンテージワインは澱が多そうだから、デキャンタへ移して楽しもう。